ワイン

【アルタディの醸造責任者ジャン・フランソワ・ガドゥが手がける】アルタスリ[2007]ボデガス・イ・ヴィニェードス・アルタス（赤ワイン） 10P18Aug09

ガルナッチャはスペイン原産の葡萄ですが、世界的にはグルナッシュとして、シャトー・ヌフ・デュ・パプに使われる品種として有名です。ただ、このガルナッチャには2つの魅力があって、1つはシャトーヌフ・デュ・パプのように長期熟成してその味わいを高めるポテンシャルですが、もう1つは、飲みやすいフレッシュな果実味を若いうちから味わう事の出来る手軽さなのです。そんな手軽に味わう事の出来る、と言ってもガルナッチャの持つ可能性を充分に引き出したワインが、このアルタスリです。ワインアドヴォケートの評価でも高得点を得ていますがそれもそのはず、このワイン、“ロバート・パーカーが選ぶ世界の極上ワイン”にも登場するアルタディの醸造責任者ジャン・フランソワ・ガドゥが監督しているのです。それで、この価格帯を実現しているのですから驚きですが、先にも述べたようにアルタスリはガルナッチャ種の手軽に味わう事の出来るフレッシュな一面を実現しているのです。そんなこんなで、このお得ワインが出来上がったわけですが、これは試す価値あります。ガルナッチャ100％（平均樹齢60年）、2?3年使用オーク樽(500L、225L樽併用)にて3?4ヶ月熟成、ガルナッチャらしい可愛らしくフレッシュなキャラクターで、赤い小さな果実やオレンジ、スミレの花などが香る、程よいタンニンと柔らかく伸びやかな酸味が果実味にまとまりを与え、バランスの良い味わいになっています。余韻も程よく長く、白胡椒やスパイスのアロマが感じられます。　（スペイン、ナバーラ、赤、ミディアム、750ml）